プッチー二 オペラ《ボエーム》 2
ミミは、生活のために一時ある貴族の囲い者になる。
だが、やがて、持病の結核をこじらせ、ロドルフォに看取られながら死んでいくというもの。
この二人の悲恋に絡ませて、共同生活者の画家、音楽家、哲学者らとの友情などを、ほのぼのとした筆致で描いたものである。
ところで、このオペラのヒロイン、可憐なお針子ミミを適役としていたのが、ソプラノの名花レナータ・テバルディであった。
くしくも彼女は、このオペラの初演日だった一八九六年二月一日の二十六年後、一九二二年に、ロッシー二の出身地として知られているぺーザロで生まれている。