R・シュトラウス
楽劇《サロメ》作品54
このオペラ《サロメ》は、リヒャルト・シュトラウスが、イギリスの耽美主義作家オスカー・ワイルドが新約聖書を題材に書いた戯曲をもとにして作曲したものである。
原作のもつ官能的で、頽廃的な気分を、シュトラウスは、大胆な不協和音と近代的なオーケストレーションを駆使し、甘美な旋律にあふれた極彩色の作品としている。
物語は、淫蕩なサロメが、予言者ヨカナーンを誘惑するが拒絶されたので、義父のヘロデ王のために、有名な〈七枚のヴェールの踊り〉をおどって、その褒美にヨハナーンの首を求める。