中々面白いです その5
当たり前のことではありますが、
ビジネスの場では、マルチトラックの娩曲な会話に男性はついていけないから、まわりくどい話しかたは致命的です。
せっかくの提案や要求も却下されるし、出世のチャンスもつぶれます。
人付きあいでは遠まわしな言いかたもたしかに有効だが、自動車や飛行機が衝突しそうなとき、ドライバーやパイロットに注意をうながすには不向きと言わざるをえません。
娩曲的な話しかたには、「~のような」「~な感じの」「~ということの」といった修飾語句がよく出てきます。
第二次世界大戦中にイギリス首相を務めたウィンストン・チャーチルが、連合国を奮いたたせ、ヒトラーの脅威に対抗する演説で、もしこうした修飾語句を多用していたら?「我々は海岸―のようなところ―で戦い、野でも少しばかり戦うだろう―降伏といったことは、我々は決してしない」・・・敗戦は必至です。